
1-mabushi
2種類のからあげで魅せる
“戦まぶし”




寿司屋としての新しいチャレンジで、
地元を盛り上げたい
若い頃から地元を盛り上げたいという思いを、ずっともっていました。清須はなんとも静かな街ですから。⾃分がやれることならなんでも協⼒するつもりでいたので、新グルメを開発すると聞いたときは、この話をきっかけに清須を観光という⽅⾯から盛り上げていきたいと思い、すぐに参加を決めました。ただ、わたしの本業は寿司屋の板前です。以前は⽇本料理屋で修⾏をしていた時期もありますが、からあげはメニューとして作ったことがなく、全く新しいチャレンジでした。

味も⾒た⽬も楽しい
“⾷べていて飽きないもの”をめざして
当初、メインは味噌ダレと考えていました。しかし、試⾏錯誤のうちに特製の⽢⾟ダレもできたので、2種類のタレを使うことにしたんです。そして、2つの味を分けるためにレタスを挟んでみました。すると草のようにも⾒えてきて、お店が清洲城に近いこともあり、「戦まぶし」と名付けました。これは、味も⾒た⽬も“⾷べていて飽きないもの”をめざした結果です。味噌は普段のメニューでも使⽤している地元産。からあげは、タレを付けてもパリッとした⻭ごたえが残るように仕上げています。極めつけは、オリジナルのタルタルソース。清須産のパセリを使⽤してからあげに合うように、さっぱりとしたものにしました。出汁をかけると“がらっと変わる”味わいも楽しんでいってほしいです。
INFORMATION
まつ寿司
OPEN_11:00〜14:00 17:00〜21:00
HOLIDAY_水曜日
ADDRESS_清須市清洲1-8-1
TEL_052-400-4955

2-mabushi
100の味わいを生む
“アイデアまぶし”




考え抜いた先にたどり着いた、
“からあげまぶし”という食体験
私たちのお店は地元の多くの常連さんに支えられています。そのため、地元を盛り上げ恩返しがしたいという想いはずっとありました。そこで新グルメ開発に参加したのですが、そもそも当初は“からあげ丼”の予定だったんです。しかし、どれだけ試作を重ねても個人的にいまいちピンとこなくて。どうしたら地元の方や観光客の方に食を通じて楽しんでもらえるのか、色々考えました。面白くて、爆発力があって、ありそうでないグルメ。そして、名古屋めしに食い込めるようなもの。そこでみんなで練り上げたのが、“からあげまぶし”というスタイルだったんです。

“正解はひとつじゃない”
アイデアを詰め込んだ自信作
メニューを考えているとき、ちょうど緊急事態宣言が繰り返し出されていて、普段からお店で出している、地元企業キリンビールの生樽が大量に余っていました。そこで、ビールを無駄にすることなく、活かせるように試作を繰り返し、ビールを隠し味にしたオリジナルの甘辛ダレができました。“味変”も工夫していて、食べ方を変えるごとに印象が変わるよう工夫しています。そんな当店のからあげまぶしは、辛味ダレと温玉の組み合わせがおすすめですが、正解はありません。ご自身のお好みで一番おいしい、からあげまぶしの味わい方を見つけてみてください。視覚的にも楽しんでもらえるよう器やオリジナルのメッセージを入れたスプーン(4種類)も用意しているので、どうぞお越しの際はそういったこだわりも楽しんでいってください。
INFORMATION
カフェ&レストラン 田園
OPEN_7:00〜21:00
HOLIDAY_火曜日
ADDRESS_清須市寺野郷前57
TEL_052-409-0031

3-mabushi
金賞受賞からあげの
“技巧派まぶし”




贅沢に清須産のものを使って、
いずれは“愛知県を代表するグルメ”に
出身はお隣の北名古屋市なのですが、ご縁あって数年前清須にお店を出店しました。今ではすっかり清須愛が湧いてしまって、リニューアルと同時にカウンター席を清洲城の屋根や石垣をイメージした内装にしてみました。まちおこしをめざすグルメ開発のお話をいただいてからは、清須産のものをふんだんに使って、“清須を代表する食べ物”をつくる想いで試行錯誤してきました。
どうせやるなら、いずれは“清須を越えて愛知県を代表するもの”に育てたい。からあげまぶしでもくろむ“信長の野望”が裏テーマです。

自慢のからあげを活かして、
まったく新しい渾身のメニューを
当店のからあげはグランプリで賞をいただいたことがあり、品には自信がありました。しかし、“まぶし”という形で最後に出汁をかけるなら調節が必要だと思い、特に出汁をこだわりました。実際に食べるときの見栄えも大切なので、かけると“黄色の花が開くようなイメージ”で、とろみをつけた卵あんにしています。からあげの味が濃い分、卵の味わいで優しくする狙いもあります。米粉を使ったカリッとした食感のからあげには、地元企業さんとコラボしたオリジナルダレで味つけ。そして、見た目をひつまぶしに寄せつつ、食べやすさと卵あんとの絡みも考えて、からあげをわらじ型に刻んでいます。清須観光の際は、どうぞお立ち寄りください。
INFORMATION
信長食堂
OPEN_11:00〜15:00
HOLIDAY_水曜日
ADDRESS_清須市西枇杷島町住吉53
TEL_052-503-9556

4-mabushi
料亭が届ける
“素材を味わうまぶし”




日本料理を扱うお店の
新しい看板料理になるものをつくりたい
清須市では、以前からまち一番のグルメを決める「清須ワングランプリ」というものを開催していました。当店では、2013年にそちらへの出品用に「信長かき揚げ天茶」をメニューに加えたのですが、今でもそれを目当てにお店に来てくださるお客さまがいます。今回の趣旨は“清須の名物をつくる”こと。過去の経験もありますし、参加を決めたからには、お店の新しい看板料理をつくり、料理で清須を盛り上げたいと思っています。

日本料理の文化を大切に、
素材の旨みを味わってもらいたい
日本料理が本業なので、その枠組みを大切にしたものをつくりたいという想いがありました。出汁は懐石で使用するこだわりのもの、ご飯にかけるタレもひつまぶし用の旨味たっぷりな継ぎ足し醤油ダレを使用しています。そして、今回参加したことで、地元企業の調味料の素晴らしさを再認識できました。からあげもジューシーで納得のいくものができたので、素材と地元の味噌、お互いの味を生かすにはどのような味付けが良いか試行錯誤を繰り返して、今のからあげまぶしに辿り着きました。薬味には、ネギ、わさび、しそ、などを検討した末に梅おろしに決めました。その味わいは、ぜひ一度召し上がってご確認ください。ボリュームたっぷりに見えますが、出汁、薬味の相性を考え、さっぱりと最後まで飽きずに食べていただける味に仕上がっていると思います。
INFORMATION
八百㐂
OPEN_11:30〜14:00 17:30〜21:00
HOLIDAY_水曜日
ADDRESS_清須市西枇杷島町西六軒81
TEL_052-501-3675

5-mabushi
やさしさ溢れる
“石焼きヘルシーまぶし”




安心できて、なおかつ美味しい、
健康的なものを届けたい
普段から、地元のものを美味しく健康的に食べてもらいたいという想いがあります。そこで、今回の新グルメ開発に参加したときにはまず“味噌や付け合わせの柚子胡椒、漬物もぜんぶ手づくりのもの”を使用してもいいか、市の方に尋ねました。清須からあげまぶしには、使用する材料や調味料にいくつかルールがあるのですが“自家製の味噌”を使う店舗は他になかったようで、かなり驚かれました。味噌って意外と簡単につくれるんですよ。ご興味ある方は作り方を教えるので、気軽に声をかけてください。

手づくり&清須産にこだわって、
ワクワク感も大切にしたい
以前から石鍋を使ったメニューを出していて、せっかくなので石鍋を生かすことができるメニューを作りたいと思い、石焼のからあげまぶしにしました。石鍋で提供すると、なかなか冷めないので、出汁を入れるとジューっと音が出て、ワクワク感も楽しめると思います。メニューは、十六穀米を使い、からあげは少ない油で揚げ焼きして、ヘルシーに仕上げています。出汁はかつおから取っていて、肉を焼いた後に出る油や野菜の茹で汁なども入れているので、出汁だけでもおいしいと思います。つくれるものはつくるという姿勢で、手づくりの味噌は麹から仕込んでいますし、柚子胡椒や漬物づくりにもチャレンジしました。地元の野菜もふんだんに使っているので、ぜひ清須の味を堪能していってほしいです。
INFORMATION
コーヒーとパンの店 モカ
OPEN_平日 7:30〜17:00
金・土・日・祝日 7:30-13:00
HOLIDAY_不定休
ADDRESS_清須市清洲1-9-9
TEL_052-718-6012

6-mabushi
日々の技を詰め込んだ
“中華まぶし”




50年近く店を構えてきた清須を、
中華まぶしで盛り上げたい
市の方から、からあげまぶしを清須のご当地グルメとして売り出していきたいという話を伺って、そういうことなら協力をしたいと参加を決めました。中華料理屋なのでメニューにからあげはありますが、“まぶし”という形でからあげを提供することは少し珍しいのかなと思いました。しかし、創業当時から50年近くここ清須でお店をやっているので、このグルメで少しでも清須を盛り上げられたらいいな、という想いがあります。

中華料理のおいしさを活かして、
ならではの味を追求した
元々メニューにからあげはありましたが、味噌ダレの開発が一番悩みました。回鍋肉や味噌ラーメンなど、味噌を使うメニューを参考にして、味噌と醤油を独自にブレンドした味噌ダレをつくりました。からあげは、数回に分けて食べる“まぶし”となると、いつもの大きさでは食べづらかったので、小さなサイズのものをたくさん乗せて、最後までいろんな食べ方を楽しめるようにしています。出汁は、カツオ出しに塩ラーメンのタレを少し混ぜることで、味噌の濃い味とバランスを取りました。からあげに半熟たまごとわさびを乗せて出汁をかけると、たまごスープのようになって、中華風のからあげまぶしを堪能していただけると思います。今回に限らず、農協や農家の方からもらっている地元産の新鮮な野菜もこだわりのポイントです。清須へ来たら、どうぞ食べていってください。
INFORMATION
中華食堂 桜華
OPEN_11:30〜13:30 18:00〜22:00
HOLIDAY_火曜日
ADDRESS_清須市西田中城下27
TEL_052-409-2146

7-mabushi
ココイチ1号店が生んだ
“カレーまぶし”




カレーハウスCoCo壱番屋1号店の
オリジナルメニューをつくりたかった
カレーハウスCoCo壱番屋の1号店は西枇杷島店で、全国からお客さんがいらっしゃいます。ですが、今まではオリジナルのメニューがなく、いつかはつくりたいと思っていたところ、清須市の新グルメ開発の話を知ったので、迷わず本社へ自主提案しました。1からどんなカレーにするかを考え、本社の方から社長まで沢山の方に試食してもらいました。構想から販売開始までの期間は、私にとってとても濃く、いい経験をさせてもらったと思っています。

地元を愛する想いから生まれたアイデア
地元の方に愛されているお店でもあるので、地元のお客様への感謝の気持ちを、地元のもので恩返ししたいという想いがありました。そこで、普段から愛用している清須産の味噌や、地元メーカーの“太陽食品工業”のスパイスが効いたソースとケチャップをからあげに使っています。出汁は、初めは和風のものを検討していました。しかし、甘みのある味噌からあげと合わせると、何か物足りなかったんです。そこで、改良のヒントを求めて「太陽食品工業」の工場に伺い、ソースがつくられる過程で捨てられていたスパイスの出汁がらと出会いました。そして、スパイシーな出汁が完成し、今のからあげまぶしに行き着いたんです。そのままを食べると、シンプルにカレーとからあげを味わうことができ、出汁を入れると、スパイスカレーのように変化します。味はもちろん、食べ方まで楽しんでもらえたらと思います。
INFORMATION
カレーハウスCoCo壱番屋
西枇杷島店
OPEN_11:00〜23:00
HOLIDAY_———
ADDRESS_清須市西枇杷島町末広31
TEL_052-502-4738
INFORMATION
カレーハウスCoCo壱番屋
愛知清洲店
OPEN_11:00〜23:00
HOLIDAY_———
ADDRESS_清須市西田中中白山78
TEL_052-400-7987
INFORMATION
カレーハウスCoCo壱番屋
春日店
OPEN_11:00〜22:30
HOLIDAY_———
ADDRESS_清須市春日宮重町566
TEL_052-401-1524
