清洲城
弘治元年(1555)織田信長公が那古野城から入城、永禄3年(1560)桶狭間の戦いに勝利し、
ここ清須から天下統一への第一歩を踏み出した城です。
現在の清洲城天主閣は平成元年(1989)に再建され、清須の歴史を紹介する展示・映像などご覧いただけます。
清洲城周辺では五条川堤防や清洲公園の桜をはじめ四季折々の散策や、
史跡めぐりなどのルートとして清須は名古屋城・小牧山城・犬山城・岐阜城や桶狭間古戦場なども近隣に位置し、
多くの方が訪れる観光スポットです。
清洲城天主閣1階
~朝日遺跡の古代から尾張国の守護所の時代を経て「清須越」から現在に至る清須の歴史を紹介~
清須の歴史コーナー(古代黎明期から中世、近代から現代)
清洲朝日遺跡で発掘された土器の展示。
尾張三作の一人清須ゆかりの刀工、相模守政常入道の平三角笹穂造の槍(重要刀剣)の展示。甲冑の展示。
尾張ゆかりの刀工、伯耆守藤原信高の脇差をはじめ、刀、槍、拵、兜などの展示。
清洲城天主閣2階
~関東の巨鎮・清須の全貌を体感する~
清須の歴史、清須城、清須ゆかりの武将などをジオラマシアターや展示で紹介します。
清須城下バーチャルウォーク、戦国武士の暮らし、信長公の清須城下、ジオラマシアター「清須城物語」、
信長公の城下政策、信長公はじめて物語・・・
清洲城天主閣3階
~清須が育んだ先人たちの偉業にふれる~
戦国の華「清須の佳人たち」、映像シアター「歴史の扉~清須会議~」、吉例・清須出世物語、高札場 戦国中日スポーツ新聞、信長公顕彰コーナー、体感シアター「桶狭間の戦い」、火縄銃体験シアター「戦術革命 長篠・設楽原の戦い」、大河ドラマ戦国史・・・
清洲城天主閣4階
~清須の天主で浩然の気を養う~
天下一吉例コーナー、清洲城再建のあゆみ、双眼鏡(100円/1回)、清須からくり望遠鏡・・・
天主閣4階からは濃尾平野が一望出来き、元旦には初日の出がみられます。
清洲城芸能文化館
芸能文化館ホール
映像コーナー:清須市まち物語、アニメ 忍たま乱太郎「清須の元気の段」
清洲城記念メダル販売機、メダル刻印機
芸能の間
地元の伝統芸能の伝承・育成や研修などに利用されます。
芸能の間ご利用料金:5,000円(9:00~12:00、又は13:00~16:00の半日)
(ご利用申込み予約は6ヶ月前~7日前までに、清洲城管理事務所に使用申請をしてください。)
3月下旬~4月上旬、10月の日曜日にはお茶会(有料)が開かれます。
試着体験開催:土曜・日曜・祝日(10:00〜16:00)
(1) 子ども用もご用意していますが、体型により試着できない場合もあります。
(2) 料金は、甲冑500円/1領30分・打掛200円/1枚30分)の料金となります。
団体(5名以上)については事前に市観光協会にご予約・ご相談をお願いします。
イベント開催や会場その他都合により試着出来ない場合や、場所が変更になる場合があります。
(3) 清須の歴史を紹介する紙芝居
土曜日、日曜日、祝日には「おもてなし城代」による紙芝居を上演します。
紙芝居実演やスタッフの休憩で休止の時間帯があり、最終受付は15:30となります。
黒木書院
雛段飾り
1月下旬~3月上旬、ボランティアによる雛段飾り、吊るし雛飾りが展示されます。
お茶会
3月下旬・4月上旬の清洲城桜まつり期間と、10月の清洲城信長まつり期間の日曜日はお茶会が開かれます。
黒木書院ご利用料金:3,000円(9:00~12:00、又は13:00~16:00の半日)
(ご利用申込み予約は6ヶ月前~7日前までに、使用許可を清洲城管理事務所に申請してください。)
Kiyosu free Wi-Fi
「清洲城芸能文化館」と「清洲ふるさとのやかた」では無料Wi-Fiがご利用できます。 30分/1回,1日2回まで。ご利用には最初にメールアドレスの登録が必要です(1年間有効)。
清須観光デジタルマップ
スマホで簡単操作!清須周遊の助っ人サイト「清須観光デジタルマップ」。
オススメのスポット情報やご当地グルメ「清須からあげまぶし」の提供店舗などをご紹介するウェブサイトです。
日本庭園
枯山水の日本庭園
巨石を配した枯山水や四季を通じた花・木が季節を感じさせてくれる日本庭園です。
尾張の首府が魅る、歴史織りなす清須の城
室町時代応永12年(1405)、尾張国の守護職であった斯波義重が、守護所であった下津城(稲沢市)の別郭として建てられたのが清須城の始まりといわれています。
文明8年(1476)戦乱により下津城が焼失した後の、文明10年(1478)守護所が清須に移転することで、清須が尾張国の中心地となります。京や鎌倉に連絡する往還と伊勢街道が合流する交通の要衝でもあり、尾張の政治・経済・司法の中心地として繁栄を迎えます。
弘治元年(1555)に織田信長公が
天下統一へ突き進む途上、本能寺の変で
その後城主は、織田家から豊臣秀次(関白)、福島正則(秀吉子飼の大名)と移り、天下分け目の関ヶ原の戦いでは、東軍の最前線の城として重要な軍事拠点となります。
関ヶ原以後、城の主は松平忠吉(家康四男)、徳川義直(家康九男)と変遷しますが、この頃の清須城下は、人口6万人を数える賑わいを見せ、朝鮮通信使の記録にも「関東の巨鎮」と称され、また、清須城は「天下の名城」と讃えられました。
慶長15年(1610)徳川家康は、清須城廃城と名古屋城築城を命じ、町の建物、町の機能全てが移転する「清須越」が行われました。これにより尾張の政治・経済・司法の中心は清須から名古屋へ移り、清須城とともにその城下町は歴史から姿を消し去りました。なお、名古屋城築城に際し取壊した清須城の資材が再利用され、特に名古屋城
天主閣入場料金・開館案内
区分 (1人1回に付き) |
個人 | 団体 | 備考 |
---|---|---|---|
大人 | 400円 | 300円 |
小人とは、中学校生徒及び小学校児童をいいます。 団体とは、30名以上をいいます。 幼児は無料です。 |
小人 | 200円 | 150円 |
備考 |
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小人とは、中学校生徒及び小学校児童をいいます。 団体とは、30名以上をいいます。 幼児は無料です。 |
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳又は療育手帳の交付を受けられている方は
受付窓口で提示して頂ければ入場料は無料、その付き添いの方は1名まで半額となります。
清洲城天主閣は、1階~4階まで階段のご利用になります(エレベーターはありません)。
開館時間
9:00〜16:30
正月三が日の開館時間(受付時間)
1月1日 6:30〜15:00
1月2日、3日 9:00〜15:00
清須市に「暴風警報」又は「特別警報」が発表された場合は臨時休館します。
休館日
月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日。)
年末(12月29日・30日・31日)は休館いたします。
(但し、桜の花見期間とGWの期間中は営業します。)
住所
〒452-0932
愛知県清須市朝日城屋敷1-1
清洲城管理事務所
電話:052-409-7330 FAX:052-409-6697
「清洲城」・「あいち朝日遺跡ミュージアム」共通入場券について
「あいち朝日遺跡ミュージアム」の令和2年11月22日(日)オープンに伴い、「清洲城」と「あいち朝日遺跡ミュージアム」の共通入場券を販売しています。朝日遺跡は、全国的にも有数の規模を誇る弥生時代の環濠集落として知られています。清洲城にお越しの際には、あわせて訪れていただきたい新スポットです。「清洲城」及び「あいち朝日遺跡ミュージアム」の券売窓口にて、ぜひお求めください。
区分 (1人1回に付き) |
個人 | 備考 |
---|---|---|
共通入場券 大人 |
550円 |
高校・大学等の生徒・学生は除く。 有効期間はご購入された日から6か月間。 ※券面に印字された日付まで。 |
清洲城周辺のアクセス
きよすあしがるサイクル
ご利用案内
豊かな歴史資源に恵まれた清須市内を周遊していただく手段として、自転車の貸し出しを行う「きよすあしがるサイクル」を実施しています。清洲城へお越しの際は、ぜひご利用ください。
貸出方法
-
午前10時から清洲城内の所定窓口(券売窓口又は芸能の間特設窓口)で受け付けています。
※ただし、貸出の受付時間は午後3時までです。 - 所定の申請書に必要事項をご記入の上、利用料をお支払いいただくと、鍵や観光マップをお渡しします。
-
敷地内のサイクルポートから、指定された番号の自転車をご利用ください。
※自転車は10台用意しています。(大人用7台、小学校低学年用3台)
返却方法
- 貸出を受けた自転車は、必ず当日の午後4時までにサイクルポートへ返却してください。
- 鍵を清洲城の所定の窓口(貸出と同じ場所窓口)へ返却して下さい。
- アンケートのご記入をお願いします。
利用可能日
清洲城の営業日
ただし、清洲城信長まつり、年始等の夜間営業日を除きます。
対象者
小学生以上の方
ただし、小・中学生がご利用する際は、保護者などの大人が同伴する場合に限り利用可能です。
利用料
100円(1日1回)
利用の注意点
- 交通規則を遵守してください。
-
車両の交通量が多く、危険な箇所がありますので、交通事故にはくれぐれも注意し、
安全運転を心がけてください。 - 自転車を離れる際は、必ず施錠をしてください。また、道路上に自転車を放置しないでください。
- 自転車は、必ず貸出受付した当日の利用時間内に返却してください。
- レンタサイクルの利用範囲は、清須市内に限ります。
-
自転車の利用者が、貸出用自転車や専用サイクルポート、その他の物に損害を与えた場合は、
速やかにその損害を賠償していただきます。 - 荒天の場合は、予告なく利用を中止する場合があります。
表記について
「きよす」と「てんしゅかく」の表記について
「きよす」の表記は、文献その他歴史的にも「清須」「清洲」の両方の記載が見られます。
平成22年の展示リニューアルに際しては、慶長15年(1610)の『清須越』以前を「清須」「清須城」「天守閣」と表記し、
それ以降平成17年(2005)清須市誕生以前の宿名、村名、町名を「清洲」と表記。
また、現在の施設固有の名称として「清洲城」「天主閣」と表記。
掲載の情報は更新状況などにより、実際の内容と一致しない場合がありますので、あらかじめご了承ください。