ご飯のお供や伝統的なイメージが強い漬物。
実は、チーズと合わせたり、お酒のおつまみにしたりしても美味しく食べることが出来るんです!
そこで今回は、新しい魅力を知っていただくために、
古くから愛知県の名産品として親しまれてきた守口漬をアレンジして、
ワインなどの洋酒に合うレシピを紹介していきます。
和の守口漬と、洋のワインとの組み合わせを楽しんでみてください。
守口漬について
細長い「守口大根」を使用した、この地方特有のお漬物です。酒粕の風味が生きた、奥深く芳醇な味わいと、「シャキシャキ」とした食感が特徴です。「うりやきゅうりの奈良漬と守口漬はどうちがうの?」とよくお問い合わせ頂くのですが、守口漬で使用している酒粕と味醂粕を使い、同じ工程で製造しています。
守口漬の食べ方
酒粕に漬かった状態で販売しているので、食べる前に少し準備が必要です。さっぱりとした味が好きな方や守口漬がはじめての方は、水洗いをしてしっかり酒粕を落としてから召し上がっていただくのがおすすめです。水洗いした後の漬物を切って、冷蔵庫で1日寝かせると、アルコールが程よく飛んで落ち着いた味になり、さらに食べやすくなります。濃い味が好きな方は、軽く手で拭って、酒粕が少しついた状態で召し上がっていただければと思います。この場合の保存方法としては、食べる分だけ取り出して切って、密封できる容器や袋に酒粕を移し、その中に漬物を戻すと開封後も風味が続き賞味期限まで日持ちします。
今回紹介するレシピ
味が濃く、シャキっとした歯切れの良い食感が特徴的で、野菜や練り物、発酵食品などに合わせても美味しい守口漬。その中でも特に、味と食感の相性が良いクリームチーズと守口漬を合わせたおすすめのレシピと、残り粕の使い方について紹介していきます。今回紹介する他にも、野菜に軽く切れ目を入れ、塩もみをしてから3日漬けて浅漬にしてみたり、お肉や魚介類を粕漬けにしてみたり、美味しく召し上がっていただける方法がたくさんあります。身近にある食材で、色々試してみてくださいね。
守口漬のカナッペ
- 守口漬 180g
- クリームチーズ 適量
- クラッカー 適量
- パセリ 適量
袋から守口漬を出し、酒粕を取っていきます
さっぱりとした味が好きな方は水洗いをして
酒粕を落とし、濃い味が好きな方は手で
酒粕を拭って取ってください
守口漬をお好きな大きさに刻み、
クラッカーの上にクリームチーズと
守口漬、
彩りのパセリをのせたら完成
細かく刻んで、クリームチーズと混ぜ合わせた
ものを
ディップするのもおすすめです
おまけレシピ
残った酒粕で、お魚の粕漬け
- 守口漬酒粕 残り粕
- お魚の生の切り身 2枚
おすすめのお魚は、鮭、鱈(たら)の仲間、鰆(さわら)、鯛の仲間、カジキです。
冷めてもおいしいのは鰆(さわら)で、お弁当などにおすすめです。
すぐに召し上がる場合は、銀鱈や鮭がおすすめです。
大根の表面や、パックに残った酒粕を丁寧に手で取り、
ラップを大きめに敷いた別の容器に移します
ペーパータオルでお魚の水気を取ったら
酒粕の上に並べます
並べたお魚の上に酒粕を隙間がないように塗ったら、
空気が入らないように上からラップを被せて密封します
冷蔵庫で2〜3日ほど漬け込み、
焼く際は酒粕を綺麗に取ってください
最初に皮目を下にして焼いて、
程よく焼き目がついたら裏返して焼いて完成です
今回使用した商品
守口漬
奈良漬の一種で、細長い守口大根を酒粕と味醂粕を調合した漬粕で漬けたものです。守口大根は愛知県の伝統野菜で、きゅうりやうりに比べて水分量が少ないため、程よく酒粕の味が入りさっぱりとした味に仕上がります。尾張屋の守口漬は、酒粕と味醂粕をブレンドしており、味醂粕が多めに入っているため、自然な甘さが特徴です。
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清須観光の際は、尾張屋へ!
株式会社尾張屋
愛知県清須市西枇杷島町大野40
電話番号:052-501-3727
営業時間:9:00~17:30
休日:日曜日および祝日